やまと通信   3月号
                         Vol.22
〜 3 年 目 〜
 
 3月はやまと学院.の新年度、新学期の始まりです。
 そして、やまと学院.もおかげさまで何とか3年目を迎えることができました。まだまだ成長途中の塾ではありますが、今年度もよろしく御願いいたします。
 
 さて、3年目を迎えるにあたって、あらためてこの塾を作った理由を考えてみました。
@ あまり勉強が得意ではない生徒さんが、いざ「頑張ろう」としたときに、学校はもちろんのこと、既存の塾では全く役に立ちません。ですから、何とかそういった生徒さんのお手伝いをしたいと思い設立しました。
A 受験勉強を通して、中学生のみなさんに「自立」してほしかったということが、2つ目の理由です。
B 2年前もいまも、私はほとんど何の知識も経験もありません。そんな私が社会のために少しでも貢献できることは受験勉強ぐらいでした。また、受験をはじめとする「教育」こそは私がその頃、そしていまも一番気になることなのです。ですから、この受験勉強というものを通して何とか少しでも社会の、いや何人かの後輩たちの役にたてればいいなと思ったことも大きな理由です。
 
 では、実際この2年間でどの程度この3つの目的が達成できているのかということを自分なりに検証してみました。
@に関しては、まだまだ研究途上ではありますが、5教科であれば週3回休まずに通ってもらい、宿題をだいたいこなしてもらえれば、ほぼ間違いなく点数が上がるという自信がついてきました。
 数学であれば半年我慢してもらえれば、10点、20点しかとれないような生徒さんでも、50点ぐらいにはないます。また、英語も1年間ぐらい我慢してもらえれば、必ず平均点ぐらいはとれるようになります。社会、理科に関しては、ちょっと頑張ってもらえば、1,2ヶ月で必ず成績は上がるようなプリントを作り、テキストを見つけ、そしてその活用法も分かってきました。
 ただし、小学校までの間、ずっと甘やかされていた生徒さんと逆にずっと厳しく育てられてしまった生徒さんはその限りではないということも分かりました。これはとても残念なことですが、そういった生徒さんは私どもの塾でもなかなかお役に立てないようです。(どうしたらよいのかということは未だ研究中です。)
 Aに関しては、2年前は完全なる「自立」を中学生のみなさんに求めていたのですが、私も多少勉強し、また自分の中学生だったときを思い出しても、それは無理な注文だったということが分かりました。
 中学生という時期は、まだまだ「自立」するためのさなぎの時期で、そこで無理に成虫にしようというのは間違いだと思うようになったのです。
 しかし、彼女・彼らは「しなければならないこと」「してはならないこと」は分かっています。そこで、私どもがしてあげられることは、彼・彼女らの言葉を聞き、「しなければ」と思っていることに関してはそっと背中を押してあげる、「してはならない」と思っていることは腕を優しくつかみやめさせてあげることだと思うようになりました。
 そういった手助けがなくとも自分で自分を励まし、自分で自分を律することができるようになるにはもう少し先で十分良いのだと思うようになったのです。
 そういったことが分かっただけでもずいぶんと成長できたかなと自分で思います。そしてそれはこの2年間一緒に勉強をしてくれた生徒たちとその親御さんたちのおかげです。この場を借りてみなさんにお礼を述べたいと思います。
 そしてBに関してですが、昨年から少しずつ市民活動に参加させてもらっております。また、都内では「国語専科教室」という素晴らしい実践の場で、素晴らしき方たちに学ばせてもらっています。そういった経験をもっと積み、自らももっと勉強し、少しでもこの教育環境、そしてそれを作り出しているこの社会全体を変えていけるよう精進していきたいと思います。
 
 それでは、本年もよろしく御願いいたします。
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