やまと通信     1月号
                                Vol.32
〜 私 の 仕 事 〜
 
 先月みなさんに宣伝させてもらいました、「徹底検証!! 子どもの進路」(松戸・地域と教育を考える会主催)は、とても有意義な話し合いができました。小金原ということもあって、みなさんには参加していただけませんでしたが、次の機会にはみなさんにも、参加していただけたらと思います。
 ちなみに、市内中学校の校長先生、某私立高校の副校長先生、某県議会議員のみなさんの一致した点は、「自律・自立した人間を育てたい」「自律・自立した人間が求められている」という点でした。そこで次の課題は、どうすればそういった人間を育てることができるのか、その方法を見つけること。そして、それを実践できるような学校と地域と行政のつながりを作っていきたいということでした。
(またまた、私事ですみませんが、来る1月19日(土)に堂本千葉県知事による「菜の花会議」というものが松戸で開催されます。そちらで、松戸市の代表として知事に質問、要望を5分程度ですがさせてもらいます。何か、そのとき知事の方にいってほしいことなどがありましたら、おっしゃってください。また、お時間のある方は是非ともその会議の方にも足をお運び下さい。ちなみに私のテーマは「ジェンダーフリーの教育について」です。)
 
冬期講習
 今年度の冬期講習は、夏期講習と同様に1日8時間というかなりきついものにしました。基本的に、1時間ほど各自その日の課題をこなしてもらったあと30分間そのテストまたは、解説というリズムで勉強してもらっています。この勉強法は、とにかく自分で自分のことを動かさない限り、何の意味もなくなってしまいます。つまり、さぼろうと思えばいくらでもさぼれるのです。
 しかし、今年の3年生のみなさんは本当によく頑張ってくれています。もちろん疲れてくるとおしゃべりなどをしますが、まったく問題のない範囲で、私が注意するのは1日に2,3回ぐらいです。では、どうして10人強もの生徒たちが、口うるさく「勉強しなさい」と言わなくても、1日8時間もの間勉強してくれるのだろうと考えました。
 1日8時間といっても、その日にやる課題とそれをやる時間がだいたい決まっているのでリズムができやすいということがまずあると思います。また、個別指導なので、それぞれの生徒のペースと理解度、また得意なところと苦手なところに応じることができるということもあるでしょう。しかし、最大の要因は、最終的には生徒のみなさんが自ら「やろう」「やらなければ」と思い塾に来る、机に向かっているからだと思います。つまり、半強制的に勉強する場所と時間が作られるのですが、最終的には自分で納得して勉強しているからだと思います。
 
私の仕事
 私は受験勉強「を」勉強することは、この学歴社会日本ではとても大切なことだと思っています。しかし、私はさらに、受験勉強「で」他のことも勉強することができるし、そうすることが大切だと思っています。
 私がやまと学院.で目指していることの1つは「自立・自律」です。
 そのことを受験勉強「で」身につけてもらいたいと思っています。そして、その実現が3年目にしてようやくできてきたかなあとも思っています。
 子どもたちは、私たち大人が忘れてしまった大切なものをたくさん持っています。だから、私たちは彼女たちから学ぶ姿勢を常に忘れては行けません。しかし、子どもは子どもですから、私たちが学ばせてあげたいこと、経験させてあげたいこと、学ばせなければならないこと、経験させなければならないことは、半強制的にでもそうさせてあげる必要があると思います。
 しかし、半強制的であっても、最終的には自分で納得できるような仕組み、そして何よりも、その子を取り巻く大人たちの気持ちが大切だろうと思うのです。
 私が生徒のみなさんにしてあげられる仕事は本当に少ないです。できる限りよい問題をよいタイミングに出してあげること。そして、何よりも、くじけそうになる気持ちを支えてあげることだけなのです。
 それぐらいのことしかできない私どもですが、
            本年もよろしく御願いいたします。
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