やまと通信     9月号
                             Vol.52
〜 モチベーション 〜
 
 今年度は、中3生11人とともに、夏期講習を頑張っております。大半の生徒さんは朝から晩まで(生徒によっては夜まで)本当によく頑張っております。しかし、悲しいかな、どうしてもいまだにこの夏期講習が、受験勉強が、自分のために頑張っているのだという意識が低い生徒さんもおります。
 幸いにして、現在のところうちの塾には無理矢理親に連れてこられ、いやいや塾に通っている生徒さんは皆無です(だと思っています)。また、入塾前に2週間ほど体験入学をしてもらい、納得して入っていただいているということも、いやいや通っている生徒さんがいない要因の一つだと思っています。
 しかし、いやいやではないものの、できたら勉強なんかしたくない、どちらかというと、親に言われているから勉強しているんだ、という生徒さんは少なからずおります。
 そのような生徒さんは、やはりどうしてもモチベーションが低くなります。ところが、それは、能力にはほとんど関わりがありません。
 関わりがないといいましても、もちろんまったく関係がないというわけではありません。当然、よく分かる生徒さんの方が勉強をしていても楽しいでしょうし、苦痛も少ないはずです。しかし、やまと学院.では、その生徒さんのわかるところから始め、わからないときは、個別にしっかりと教えておりますので、理解が遅い生徒さんやいままでかなり後れを取ってしまっている生徒さんでも、それほど苦痛は感じないと思います。
 では、何がその生徒さんのモチベーションを決めているのでしょうか。それはやはり、これまでの自分をしっかりと受け止め、未来の自分像を、未来の希望を(多少でも)持てる生徒さんが、良いモチベーションを持てています。
 がしかし、残念ながら、そのようなすばらしい生徒さんは少数です。
 
素直さ
 では、他にどのような要因があるのでしょうか。
 それは、「素直さ」です。その日のうちにやらなければならない課題があります。それをこちらが指示した通りに何とか終わらせようとする前向きな生徒さんが多いです。やはり、人間、素直な人は伸びますね。
(ただ、素直と言いましても、なんでも先生や親の言うことを聞くというのではダメだと思います。基本的には素直に人の言うことは聞けるけれども、それをすぐに納得して行動する前に、一呼吸し、本当にこの指示は正しいことなのだろうか、ということを一考する習慣は、中学生以上には身につけてほしいことですね。そのためにも、あまり急いで育てずに、ゆっくりと、我慢強く、そしてある程度放っておく(ただ見守る)時間をしっかりと取りながら子育てをしていく必要がありそうです。)
 
他に・・・
 あと、この生徒さんは、本当は今ここで受験勉強などしているよりも、もっと他にやらせてあげたいことがあるよなあと思うこともあります。それはスポーツであったり、歌や演劇、絵画などであったりしますが、いずれにせよ、現代のようなおかしな偏差値至上主義ではない世の中、いや、教育であったらなあと強く思います。
(でも、それは難しいんですよね。その話は次回にでも・・・)
 
※ 2学期は、夏休み後ということもあり、生徒の皆さんは少し気が抜けてしまいがちな時期です。それでいて勉強は大変難しい学期なので、どうか保護者の皆さんも、少しそのことを念頭に、励ましたり、はっぱをかけたりしてあげてください。よろしくお願いします。

 

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