やまと通信 7月号
〜 イ ラ イ ラ 〜 Vol.62
                                           
                                           
                   
 梅雨時らしく、寒暖の差が激しいですね。体調を崩しかけている生徒さんもかなり見受けられます。中学生以上の生徒さんは、自分で自分の体調管理をさせるのが基本でしょうが、ときには、「毛布一枚余分にかけて寝なさい」などのアドバイスをしていただければと思います。
 

 さて、6月の末に期末テストがあります。中間テストがなかった生徒さん達にとっては久しぶりのテストなので、少し油断してしまうテストです。前年そこそこの成績を出していた生徒さんは、とくに油断しがちなので、いつも以上に気を遣う1ヶ月でした。また、6月は、テスト前であるとともに、林間と修学旅行の分の補習もあり、1日も休みがありませんでした。(そういえば、子育てには1日もお休みありませんね。親というのは大変ですね…)また、そういうときに限って、授業以外の仕事もいろいろと重なり、気づかないうちに、ずいぶんとストレスがたまってしまいます。

 すると、普段は笑顔で軽く注意して済むようなことも、すごくイライラしてきて、つい怒鳴ってしまうことが多くなってしまいます。しかし、怒鳴ると、怒鳴られた生徒さんは、もちろん静かになるのですが、その後5分ぐらい、つまり、心が落ち着くまでは、ほとんど頭が働くなります。そのことがわかっていても、まだまだ未熟者の私は怒鳴ってしまうことがあり、授業後、幾度となく反省しています。
 


しつけと罰
 そのことに大いに関係のあるお話を、先日聞いてきました。数ヶ月前のやまと通信でもご紹介したことがある、臨床心理博士の丸屋真也先生のお話です。今回のテーマは、「しつけと罰を区別せよ−しつけの原則」というものでした。

 私なりにその講義の内容をまとめてみますと、
・しつけとは、トレーニングであり、その子の将来につながる行為である。
・罰とは、ペナルティーであり、過去に焦点があり、その場限りのものである。
・しつけも罰もルールが大切で、その家族内で前もって決めておくことが有効である。
・親は感情的に怒ってはならない。親が怒ると、子どもは親の怒りに恐怖して、自分のやったことを冷静に見ることができない。また、いつも怒っていると、子どもは親を怒らせることに快感を覚えるようになったり、その場をうまく切る抜けることだけを身につけてしまうようになる。
という感じですかね。

 たしかに、感情的になりすぎては、お互いに冷静さが失われ、何一つ良いことはないと思いますが、子どもたちは、ときにはわざと怒られたい衝動に駆られることもありますよね。また、人間のこのほとばしる感情は、善きにつけ、悪しきにつけ、人間の大いなる特徴、特権でもあります。ですから、ときには爆発させることも必要かと思います。

 しかし、爆発させるにせよ、冷静に対応するにせよ、何よりも、普段の愛情と信頼関係無しには、なんの効果もないでしょう。

「言うは易く行うは難し」ですが、何とか日々さらなる精進をし、やまと学院.の生徒全員と信頼関係を築けるようにしていきたいと思います。

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