やまと通信 1月号
〜 環 境 〜 Vol.68
                                           
                                           

今年も保護者の皆様、生徒の皆さんにはいろいろとお世話になりました。今年もあとわずか、冬期講習を残すのみとなりましたが、何とか無事に年を越せそうです。現在やまと学院.には、50名ほどの生徒さんが学んでいますが、ほとんどの生徒さんはそこそこの成績が出せるようになりました。来年は、さらなる飛躍を目指して、一緒に頑張りましょう。ただ、数名の生徒さんは、1年以上もやまと学院.に通ってもらっているのに、成績が上がらない方もいらっしゃいます。もちろん、宿題をなかなかやってこないなど、生徒さん自身に、一番の原因はありますが、私の指導にもまだまだ未熟な点があるからだと思います。来年も、日々精進し、やまと学院.に通ってきてくださる生徒さんは、全員、成績が上がるようにしていきたいと思います。

環境
さて、今月は、「環境」についてです。環境と言いますと、現代社会では、二酸化炭素などの増加による地球温暖化や、オゾン層破壊による紫外線、放射能線の増加、または、ゴミ処理によるダイオキシンや、埋め立て問題など、急激な産業の発達により、様々な環境問題が起きてます。
しかし、何もそのような大規模な環境だけが、環境ではありませんね。私たちの住むこの六実、高柳地区も環境ですし、学校やご家庭、やまと学院.も生徒たちにとっては環境です。また、そのような場所だけが環境ではありません。私たち人間にとっては、周りにいる「人」も環境と言えますし、テレビやインターネット、携帯電話やメールなどのメディアも環境と言えるでしょう。
今月は、「人間になれない子どもたち」(清川輝基 竢o出版)を読みまして、テレビ、ビデオ、テレビゲーム、インターネットなどの影響が、いかに大きく、いかに恐ろしいのかを知りました。
それらのメディアの脳への影響は、現在進行形で研究がなされているところですが、現在わかっているだけでも、脳への影響、しかも良くない影響があることがわかりつつあるようです。とくに、人間を人間ならしめている脳の前頭部の働きが鈍くなるという症状が一番恐ろしいようです。
やまと学院.の生徒さんの中にも、かなりの時間テレビやテレビゲームに時間を費やしているようですが、ゲームは1日1時間以内、テレビでも1日2時間以内に抑え、週に1回は、「ノーゲームデイ」、月に1回は、「ノーテレビデイ」を設けてみてはいかがでしょうか。「ノーテレビデイ」は、是非とも家族全員で協力し、その日は、家族全員がテレビを見ないことにするのがとても良いそうです。(これも先出の本に出ていました。)

自己検証
さらに、現代社会は、あらゆる面で「便利で快適」になりました。敗戦後の数十年をかけ、私たちの親や祖父母などが一生懸命に作り上げてきてくれた大いなる財産です。しかし、この「便利で快適」な社会は、大人にとって「便利で快適」なものなのであって、子どもたちにとっては決してそうではないのです。たとえば、家の中の段差をなくすことは、高齢者などにとってはとてもありがたいものでしょうが、ハイハイをする赤ちゃんの脳と体にとっては、その発達を妨げるものでしかありません。また、IT技術の発達や交通手段の発達は、産業の発達のスピードを飛躍的に高めていますが、そのことによって、子どもたちから「のんびり、ゆっくり」という感覚を奪っているはずです。
私たちは、良かれと思ってやっていることでも、人によっては、状況によっては、かえって良くないことになることも多々あります。決して自分のしていること、信じていることが「絶対」と思うことなく、常に、自己検証し
ながら、一歩一歩前に進みたいものです。
最後になりましたが、やまと学院.を来年もどうぞよろしくお願いします。

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