やまと通信

6月号

〜 肯 定 と 否 定 〜

Vol.73

 

今年は、桜の開花も平年よりも遅かったですが、桜が散った後も花曇りなどの日も多く、なかなか暖かくなりませんね。日中は、ぽかぽかととても気持ちのよい日もありますが、日没以降は、思いの外寒いです。夜寝るときは風邪を引かないように、1枚余分に毛布などを用意してあげてほしいと思います。とくに、これから林間学校、修学旅行、そして期末テストと、何かと忙しくなりますので、お気遣いのほどよろしくお願いします。

小言
やまと学院.の生徒さんたちは、他の塾の生徒さんたちに比べてとても素直で、よく頑張ってくれる生徒さんたちが多いと思います。しかし、それでも、毎週顔を合わせていると、小言の一つや二つは言いたくなります。
自分が言う小言で一番多いのは、世のお母さん方と同じで「早く〜しなさい。」ですね。(どこかで見た統計で、お母さんが口にする言葉の第一位がこの「早く〜しなさい。」でした。(^_^;) 生徒さんたちは、こちらがちょっと油断すると、計算用紙にお絵かきをしたり、ぼーっとしてくれます。また、私も現代社会の時間に大いに冒されておりますので、常に時間に追われている感覚があり、つい「早く〜しなさい。」と口をついて出てしまいます。
たしかに、学校で6時間授業を受け、その上部活動を一生懸命にやってきた後の塾ですから、心身ともに疲れているのはわかります。しかし、それは日本中のどの中学生でも同じなわけですし、将来社会人として働くことを考えれば、これぐらいなんだとも思ってしまい、ついつい、きつい言葉を言ってしまいます。


肯定表現と否定表現
同じきつい言葉でも、言い方って何通りもあるんだなと、ここ数ヶ月ずっと思っていました。もちろん声の大きさや、ドスのきかせ方などの言い方もありますが、同じ内容を言うのでも、肯定表現をするのと、否定表現をするのでは、だいぶ印象も違いますし、言われた生徒さんの気持ちややる気にも違いがあるのだろうなと想像するのです。
たとえば、よく言うことは、「宿題をやってこないと、いつまで経っても成績は上がらないぞ。」と言うものですが、これを肯定表現に変えますと「宿題さえやってくれば、必ず成績は上がるんだよ。」となります。(多少違いますが…) 私は宿題をやってこないとすごく気分が悪くなり、ついドスのきいた声で前述の「否定」表現を使ってしまいます。そんなことを何度も言われていると、自分は頑張れない、弱く、駄目な人間だと自分のことを「否定」してしまいがちです。しかし、明るく優しく後述の「肯定」表現の言葉をかけてあげれば、「そうか、こんな自分でも、頑張れば何とかなるのかも」と前向きな気持ちになってくる可能性が高くなると思うのです。しかし、まだまだ未熟な私は、どうしても感情の高まりとともに「否定」表現を多用してしまいます。(まあ、肯定表現のみでも駄目でしょうが…)
今後は、少しでも「肯定」表現を多く使い、少しでも自分に自信と希望をみいいだせるようにしてあげたいなと思う次第です。

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