やまと通信

〜 コーチング 〜

8月号
Vol.75

 

 

期末テストは、学年によりだいぶ結果が違いました。
3年生は、全般に大変よくできていたと思います。3年生15人中6人が、440点以上でした。また、今まであまり積極的にテストに取り組めなかった3年生も、今回は少し意欲的に勉強に取り組めていました。すばらしいと思います。この調子で、この夏期講習を乗り切ってもらえれば、必ず成績は上がります。頑張ってください。

それに対して、2年生は、寒かったです…; 平均点が250点台と言うこともあり、点数的に下がってしまったことは仕方がありませんが、順位も落ちてしまった生徒さんも半数近くいました。これは大変残念なことですし、危機的なことです。今一度、われわれ講師陣も気合いを入れなしますので、どうか、2年生の皆さんも、危機感を持って、この8月、9月を頑張ってください。

1年生の皆さんは、まだまだ勉強不足です。ここ数年のゆとり教育をどっぷりと受けてきてしまったせいもあるのでしょうか、ほとんどの1年生は、小学校の基礎ができていませんし、家庭学習の習慣がまったくできていません。何とかこの1年生の間で、しっかりとした基礎学力と家庭学習の習慣を身につけてほしいものです。


「コーチング」と「ティーチング」


さて、今月のテーマは、「コーチング」です。ここ2、3年ずいぶんとよく耳にするようになった言葉です。普通「野球のコーチ」などというと、「技術指導員」という意味で使われますが、今回の「コーチ」とは、専門的な技術を持ち、それを他の人に伝える、指導する人という意味ではありません。

「目からウロコのコーチング」(播磨早苗 PHP)という本によりますと、「コーチングとは相手の優れた能力を引き出しながら、前進をサポートし、自発的に行動することを促すコミュニケーションスキル」(P21)ということだそうです。

少しわかりにくいので、「ティーチング」というものと比較してみます。

「ティーチング」とは、まさしく、能力や技術が上のものが下のものに「一方的に教える」ことです。ですから、これまでの意味での「コーチ」が行ってきたものはこの「ティーチング」に近いものだと思います。

しかし、この「コーチング」とは、基本的に、問題の答えは相手がすでに持っていて、それを質問することや相手の話を聞くことによって、引き出すことだと言えるでしょう。

たしかに、その人が抱えている問題とその人の能力がちょっとかけ離れているときなどは、「ティーチング」も必要でしょうが、多くの場合は「コーチング」で間に合うそうです。

また、ティーチングによる100点の解答を与えるよりも、コーチングによる50点の解答を引き出す方が、結果的に効率もいいそうです。それは、人から与えられた指示よりも、自分で導き出したものに対しての方が、モチベーションが高いからだそうです。

しかし、周りで見ているものにとっては、どうしてもそれは歯がゆいものですよね。しかも、私たちは学生(子どもたち)が相手ですので、さらに口を出したくなります。

しかし、やまと学院.の目標である、「受験を通して、自立心を養う」と言うことも、「ティーチング」よりも「コーチング」の方が、あっているなあと思いました。さて、どこまで「コーチング」ができるようになりますか。(^_^;)



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