やまと通信3月号

やまと通信

〜 個とチーム 〜

3月号
Vol.82

 

 今年もやまと学院.の3年生はやってくれました!!! 何と4年連続公立高校全員合格という偉業をやってくれたのです!!! 4年間で50名以上の生徒さんが全員合格、本当にすばらしい生徒さんたちに出会えて感謝、感激です。
正直私はかなり厳しいですし、優しい言葉がけもできません。(他の先生は違います。) そんなしごきに最後まで耐え、結果を出してくれた3年生に本当に感謝します。
しかし、今日からは新学期です。新3年生を中心に、今年も悔いのなきようみんなで頑張っていきたいと思います。どうかよろしくお願いします。


不思議
オリンピックって不思議ですよね。と言いますか、スポーツやアート、音楽というものは不思議ですよね。正直、人間を動物という観点からだけ見るならば、それらはどれも不必要なものばかりですものね。他の人より100mを1秒早く走れたからと言って、オートバイや車にかないませんし。絵が上手と言っても、写真にはかないません。
しかし、忙しくなるにつれ、心身ともに疲れてくればくるほど、スポーツやアート、音楽などを自然に求めてしまいますね。なぜなんでしょうか?不思議で不思議でたまりません。やはりこれは、人間が他の動物とは比べものにならないぐらい「心」が豊かだからでしょうか?

個とチーム
オリンピック前半のスノーボードなどを見ていて、あのアメリカチームの強さは何なんだと、感心すると共に、不思議でなりませんでした。時間とお金に余裕ができたら、是非ともアメリカと日本のスノーボードチームの練習を見学させてもらい、その違いなどを研究してみたいですね。厳しく指導しているのか、優しく指導しているのか、楽しく指導しているのか、個別に練習しているのか、みんなで練習しているのか。また、コーチは選手たちにどのような言葉がけをしているのか等々いろいろと知りたいのです。それがそのまま一般人である私たちに役に立つかどうかはわかりませんが、一部の天才、秀才の能力をさらに伸ばすためには役立つはずですからね。私たちは、多くの健全な一般人を育てるとともに、ひとにぎりの天才を育てることも重要なことかなと。
ただ、今回画面を見ていて思ったことは、日本の選手たちは個々に戦っているような印象が強かったのに対して、アメリカは、チームで戦っているような印象が強かったですね。日本の選手は、別々のウェアーに身を包んでいましたが、アメリカチームはみな同じ(たしかコーチも同じ)ユニホームを着ていましたしね。


一人ではない
以前どこかで聞いた話ですが、水泳という種目も、リレー以外は個人種目ばかりなのですが、選手たちに言わせると、水泳は団体競技なのだそうです。つまり、泳いでいるのは自分一人なのですが、練習の時や、大会の時などチームであると。私は残念ながら、個人競技も水泳もやったことがないですし、そういったナショナルチームなどにもまったく縁がなかったですので、その時の水泳選手の言葉の意味がいまいちよく分からないのですが、何となくわかるような気もします。
何となくわかるというのは、何かそれって人生と同じことのようだからです。人間社会という大会の中で、戦っているのは「私」という個人でしかないですよね。しかし、私たちは(私は)、ただ自分のためだけに頑張っているのではないような気がしますし、自分のためだけだったら、ここまで真面目に一生懸命生きることは不可能な気がするのです。
私には、両親もいます。またこのような小さな塾で、しかも私のような若造に、大切なお子さんを預けてくださる保護者の皆さんもいますし、何よりも私のしごきにぐっと耐えながら通ってくださる生徒さんたちがいます。そういった皆さんの厳しい要求と優しい励ましがなければ、7年間この仕事を続けてくることはできなかったと思います。
皆さんのお気持ちを裏切らないように、今年も頑張っていきます。どうぞ今年度もよろしくお願いします。

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