やまと通信5月号

やまと通信

〜 自尊心 〜

5月号
Vol.84

 

 早いもので、今年ももう3分の1が終わろうとしております。1、2月の受験期を乗り切り、3、4月の卒業、入学、進級が終わるともう1年の3分の1が終わってしまうのですね。大人にとってももちろん大切な時間ですが、生徒さんたちにとっては大人以上に大切な時間です。休むときは休み、遊ぶときは遊び、勉強するときはしっかりとやる。メリハリとリズムのある生活がとても大切です。メリハリとリズムのある生活はご家庭のご協力なしではどうにもなりません。どうかよろしくお願いします。


レッドフォード

 先日BS放送で、「レッドフォードが語る世界のニューヒーロー」という番組がやっておりました。これは、世界のいろいろな問題に頑張って取り組んでいる方たち、政治家などと違い、その現場で頑張っている方たちを取り上げた番組でした。
現代の世界にも多種多様な多くの問題があります。その番組では、そういった多くの問題の中からとくに「貧困問題」を取り上げ、世界各地でのそれぞれの取り組みを紹介しておりました。
たとえば、バングラディッシュのグラミン銀行(映像ではところどころやらせっぽくて…でしたが;)、南米のコッパホカ(?)というファッションクリエーター組織、インドの駅の学校、タイの性風俗から少女たちを救う活動などが紹介されていました。
彼、彼女たちは、産まれながらにしての貧困で、自分たちがいくら努力してもその貧困からは抜け出せない状況です。そしてその貧困から来る自暴自棄な行動や自らは決して望んでいない行動を取る人びと。またその一方では、無気力になっていく人びと…
たった数ドル(数百円)がないばかりに、一生貧しい暮らし…。多額の国際援助も、汚職に消えていく…。このような番組を見ていると人間のいやな面を直視しなければならないので、ホントに暗い気持ちになりますね。しかし、その一方で、必ずそれを救おうと献身的に頑張っている方々がいる。人間という動物は、つくづく他の動物と異なり、多様性に富んでますよね…。


誇りと自信
 この番組から学んだ大きなことは、人間には誇りと自尊心がとても大切だということです。グラミン銀行でお金を借り、商売をし、最貧困層から抜け出し、借金を返すということが、自信と誇りを取り戻すことになるのだそうです。そしてそのお金で子どもたちに栄養と教育を与えることができ、最貧困層のスパイラルから抜け出せるのだそうです。
誇りと自尊心は、他人から認められることが必要です。まずは元気に生きていてくれるだけですばらしいですね。それだけでも家族に感謝し、認めてあげなければなりません。しかし、それだけでは困ります。子どもたちには、将来自立し、できることならば、社会貢献してくれるようになってもらいたいです。そのためにも、よいことをしたり、頑張ったときには、大いにほめ、認めてあげる必要があります。また、できないことができるようになることも自信につながります。しかし、できないものができるようになることは容易ではありません。そのためには厳しくするところは厳しくし、誉めるところは誉めつつ、半年、1年と辛抱し、努力し続ける必要があります。やまと学院.は他塾よりも厳しいと思います。しかし、それはできないことをできるようにし、少しでも自信を持ってもらいたいからこそなのです。どうかごご理解の上、今まで甘やかしすぎていたご家庭は、もう少し厳しく、逆にただ厳しいだけのご家庭は、もう少し誉め、認めてあげるようにしてください。よろしくお願いします。

 

 

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