やまと通信 11月号 やまと通信

〜 方程式 〜

11月号
Vol.102





さあいよいよ2学期も後半です。
3年生はあと3週間ほどで最後の定期テストです!!! どうか、悔いのないように全力を尽くしていきましょう!!!
ただ…、この時期に来ていまだに宿題をちゃんとやってこない3年生がいます…
悲しくて、悲しくて仕方がありません。1,2年生の時から少しずつ共に成長してきたと思っていたのに…、私の想い、親の想いというものはなかなか届かないものですね… しかし!!
そんなことを言っている暇はありません。何として頑張ってもらいますよ!!!

1,2年生の皆さんは、これから関数、図形とますます難しくなります。ですから、しっかりと学校と塾の授業を受け、宿題を完璧にやりましょう!! そして、塾ではなかなか勉強のできない理科と社会については今から徐々に進めてください。

高校生の皆さんは、先日の中間テストは結構頑張ったと思いますし、結果もそこそこ出ていると思います。さらに上を目指して頑張っていきましょう!!!


視考力

今月も、先月に引き続き糸山泰造先生の「12歳までに『絶対学力』を育てる学習法」(草思社)をもとに書かせていただきます。先月も書きましたが、糸山先生が唱える「絶対学力」、すなわち「視考力」、すなわち文字などの情報をイメージ(絵図)化し、整理し、理解する能力は、非常に重要です。

実際「どんぐり倶楽部」の教材を購入し、数名の生徒さんにやっていただいていますが、たしかにすばらしい教材ですし、全員に今すぐにでもやってもらいたい教材です。がしかし、ここで1つ疑問点が浮かんできました。

それは、この教材はまだまだメジャーな教材ではありません。やまと学院.でももちろん使ったことはありません。しかし、この教材を使わなくても、中学生からぐんぐん能力を伸ばしてくれる生徒さんは何人も見てきましたし、全国にももちろんそういった生徒さんたちがたくさんいるわけです。

また、糸山先生に言わせますと、公文式やそろばんのように単純な計算を繰り返すことは、百害あって一利なしだそうですが、公文式もそろばんもしっかりと続けた生徒さんはかなり良い進学をしていると聞きます。では、どうしてこのようなことが起きてしまうのかということを私なりに考えてみました。


パターン化&方程式

まず第一に考えられるのは、こういった教育の中でも「視考力」を高められる生徒さんは、もともとそういった能力が高かったということ。また、ご家庭や友だちとの関係の中で自然に(偶然に)高められたと想像できます。

第二に、糸山先生も著書の中で認めていらっしゃいますが、結局のところ入試問題はパターン化されていますので、公文式やそろばんなどで集中力や根気、そして家庭学習の習慣をしっかり付けた生徒さんは、それなりの偏差値の学校へ進学できるということなのです。

また、中学生になりますと、方程式というものが出てきます。これが本当に凄い道具でして、求めたいものをx,yと置き、あとは文章通りに式を作ってしまえば、求められてしまうのです…
そんなの当たり前だと思われるかもしれませんが、実はよくよく考えると凄いことなんですよね。そして、方程式の負の面としましては、頭をあまり使わなくなってしまうということです。

では結局のところ、今の学校や塾が行っている学習方法でよいのではないかということになりますよね。しかし、それは違うと思うのです。やはり、意識的に視考力を鍛えてあげ、そのうえでパターン学習や方程式を解く練習をする方が、凄く楽ですし、同じ努力をしても結果がだいぶ違ってくると思うのです。また、多様な思考回路を育てることや物事を図示化してとらえるということは、非常に正確かつ高速なものですので、社会人になっても必要な能力だと思います。

ただ、そういった能力よりも、まじめさや人を思いやる気持ちの方が重要ですし、社会人になってもそういった能力の方が求められます。しかし、ここは学習塾ですので、思いやりなどは皆さんにお任せして、ここでは何とか「視考力」を鍛えてあげ、よいテスト結果を出してあげたいものです。





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