やまと通信 12月号 やまと通信

〜 試行錯誤 〜

12月号
Vol.103





今回の期末テストはいかがだったでしょうか?

私は非常に心配です…。と言いますのも、現在やまと学院.に在籍してくださっている1,2年生の半数以上が、塾の指示通りに勉強をしてくれていないからなんです…。以前、400点、430点、450点を平気で取ってきてくれていた生徒さんたちは、文句を言いつつも、ほぼこちらの指示通りに家庭学習を進めてきてくれていました。がしかし、いまの1,2年生は、塾では文句も言わずこちらの指示通りに勉強してくれていますが、家庭学習はさっぱりなんです…。

たしかに宿題はほぼやってきてくれていますが、理科と社会に関してはまったくなんですね。2学期は英語と数学の勉強が難しくなり、なかなか塾で理科と社会の勉強時間を確保できないので、しっかりと家庭学習でやっておいてねとお願いしていたのですが(しかも毎週!!)、結局は前日に慌てて勉強する始末です…

原因は、もちろんこちらが生徒の皆さんに心底信頼してもらえていないと言うこともありますし、450点を取ってやると言う欲もないのでしょうし、他にもそれぞれに問題があると思います。

しかし、せっかく授業料を払って塾に通わせていただいているのですから、こちらももっともっとよい点数を取ってほしいのです。そのためには、もう少し意識を高く持っていただきたいと思います!!! 私どもを信頼してすべてを任せていただいている皆さんには申し訳ございませんが、1ヶ月に1、2回は勉強の進み具合などを確認し、意欲が出るような言葉がけをお願いいたします。<(_ _)>


算数脳

今月は、「算数脳」(高濱正伸 健康ジャーナル社)という本を読んでみました。高濱先生は、先月ご紹介しました糸山泰造先生とよく似た経歴の方で、小学生中心の塾を主宰し、算数(数学)をメインに教えている(いた)方です。そして、そのご経験から導き出された子どもたちに身につけてもらいたい力というものも非常によく似ていると思われます。それは、

(1) イメージ力(見える力)
@図形センス A空間認識力 B試行錯誤能力 C発見力

(2) 詰める力(やり遂げる力)
@論理力 A要約力 B精読力 C意志の力・執念

以上が高濱先生の提唱する子どもたちに身につけてらいたいたい力です。(1)の@A、(2)の@ABが、糸山先生の「視考力」に非常に近いものがあると思います。ただ、(1)のBC、(2)Cがプラスされていますね。(※詳しくは一読下さい。)


違い

勉強ができる生徒さんと苦手な生徒さんの大きな違いに、試行錯誤能力と発見力があると思います。できる生徒さんは、とにかく試してみる、「手は体の外に出た脳である」と言うそうで、まさしくどんどんいろいろなことに挑戦し、ダメならば他の方法を試していきます。しかし、苦手な生徒さんは、いつまでも問題を眺めているだけで、一向に鉛筆が進みません。テキストやノートを見直すでもよし、図や表を書いてみるでもよし。何かしら積極的に取り組む姿勢がどうしても必要です。

そして、まじめな生徒さんほどなかなか手が動きません。まじめということはすばらしい能力の一つですが、チャレンジする力、失敗にめげない力というものも身につけさせてあげたいですね。

あと、もう一つ私が発見した違いがあるのですが、それはまさしく「発見力」です。ただ、高濱先生の提唱している「発見力」とは、少し異なります。詳しくは次回にでも…。






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