やまと通信 3月号 やまと通信

〜 フリーズ 〜

3月号
Vol.94





高校受験もすべて終え、今は最後の結果待ちをしているところです。今年の3年生も最後までよくついてきてくれました。ありがとう。今年も全員が笑顔で卒業できるように、祈るばかりです。

2006年度の授業も無事終えることができました。これはやまと学院.の生徒さんと講師の方々がよく頑張ってくれたおかげですし、そしてまた保護者の皆さんのお力添えがあったからに他なりません。本当にどうもありがとうございました。

まだまだ完璧にはほど遠い塾ではありますが、今年度も全力で授業に取り組んでまいりたいと思います。ご家庭の皆様のさらなるご協力を得て、今年度はさらなる成績の向上を目指してまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



フリーズする脳

皆さんはパソコンを使っているとき、急にパソコンが動かなくなってしまったことはありませんか? そのパソコンが急に動かなくなってしまう現象、固まってしまう現象を「フリーズする」と一般的に言います。私も何度となく、この「フリーズ」に泣かされてきました…。

このフリーズ現象ですが、パソコンならば、泣く泣くもう一度電源を入れ直せば、たいていの場合、何事もなかったかのように動いてくれますが、実は、この「フリーズ現象」が人間の脳にも起きているらしいのです。

それは、アルツハイマー病の手前、「思考がとまる」「言葉に詰まる」などの現象のことですが、これが何と、高齢者の人だけではなく、30代、40代の働き盛りの方々から、10代、20代の若者にまで広がっているらしいのです。それを今回は「フリーズする脳」(築山節 生活人新書)という本で知り、その対処法も学ばせていただきました。



健全な脳を保つには

健康な脳になるためには、まずはどうすると「フリーズする脳」になってしまうのかと言うことを知る必要があります。脳は大変複雑なものでこの本に書かれていることがすべてではないと言うことが前提ですが、それは、偏った脳の使い方をしてしまう。感情が爆発してしまう。意欲がなくなる。人(特に他人)と直接コミュニケーションをとらなくなる。目をあまり動かさない。体全体を(バランスよく)動かさない。視覚ばかりに頼り、聴覚からの情報をしっかりと聞き分けられない。そして、環境が整いすぎているなどです。ですから、健全な脳を保つには、これらの逆をすればいいのですね。

つまり、勉強や仕事だけをするのではなく、部活や遊びもしっかりとやる。感情的にならないように、ストレスを発散したり、感情を理性で抑える訓練をする。できるだけ社会に出て、直接人と接する。パソコンやゲームをしているときは、ときどき意識的に眼球や焦点を動かす。1日1時間ぐらいは歩く。電車の中など、人混みの中で特定の声や音を聞き分けたり、ラジオを聞くようにする。また、子どもや高齢者の保護者の方々は、あまり環境を整えすぎないようにするなどです。

ただ、ここで一つだけ問題があります。「意欲」です。こればかりは具体的な対処法が思いつきません。塾で勉強を教えていても、この「意欲」が最大の問題点です。ときには誉め、ときには怒り、ときには過去の自分を例に出して語りますが、なかなかどうして… 難しいものですね。

今年度も、教材研究もしっかりとやってまいりますが、この「意欲」についてもさらに勉強してまいりたいと思います。ただ、これはおそらく塾だけではどうにもならないことだと思います。一番「意欲」を引き出せるのは、ご家庭と親のみなさんだと思います。どうか、ご協力のほどよろしくお願いします。




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