やまと通信 5月号 やまと通信

〜 高校部 〜

5月号
Vol.96





桜の季節も終わり、新緑の季節となってきました。新1年生の皆さんも、そろそろ本格的な授業が始まり、部活動も始まるころですね。新しく人間関係を築いたり、先輩後輩などの関係も出てきて、いろいろと大変でしょうが、どうか体調を崩さないで頑張ってくださいね。(5月病も!!)


小、中学校

さて、新年度を迎え、各学校における私のご提案をしてみたいと思います。

まず小学生は、とにかく漢字と音読、そして計算だけは(15分でも結構です)毎日コツコツと続けていただきたいと思います。漢字と音読はそれだけに留まらず、最も大切な「読解力」に直結しています。是非とも続けて下さいね。そして、それらと共に重要なことは、いろいろなものに興味を持つということです。歴史、地理、科学、生物はもちろんですが、音楽、絵画、料理、スポーツなど何でもいいんです、とにかく学校の成績とは切り離して、心から好きなもの、興味のあるものを作ってあげて欲しいと思います。

次に中学生ですが、徐々にテスト言うものを意識し、それに向けての努力と結果の出し方というものを知っていって欲しいです。先進諸国で生きていく限り、このテストというものから逃れることはできませんからね。また、中学校の勉強はすべてしっかりと学んで欲しいです。新聞やニュースは基本的に義務教育を超えない範囲の内容で書かれています。ですから、中学校までの勉強がしっかりとわかっていれば、この世の中がよりよく見えるようになると言うことですから。


高校生

問題は、その次の高校生です。活動範囲が広くなり、自由になる時間とお金も増えます。また、今の高校はほとんど機能していません。とくに偏差値が45以下の高校では、卒業の後の進路と3年間の学習内容がまったくずれてしまっていますので、部活動に熱心に取り組めない生徒さんにとってはどうしようもない場所と時間なんですね。(そもそも勉強が大嫌い、もしくはとても苦手な偏差値35ぐらいの高校生と、勉強が好き、もしくは得意な偏差値70の高校生のカリキュラムが同じというは無理がありすぎます…)

しかも、中国などのこれからという国(BRICs)では、しっかりと勉強したものは、しないものとは比べものにならないぐらい裕福になれますが、すでに先進工業国入りしている日本では、まったく勉強しなくても、何かしらの仕事があり、ある程度の生活水準にはなれます。ですから、いかに能力が高い生徒さんでも意欲がなかなか湧きにくいのです。

また、ここ30年ぐらい、そういったぬるい社会に暮らしている日本人には、高校と大学は遊ぶ場所だという認識もできていますよね。しかし、BRICsなどが台頭してきますと、日本の今まで築き上げてきた財産の多くはそれらの国々持って行かれるでしょう。また、より楽に大金を稼げる先進工業やサービス業も、そういった国々持って行かれ、勉強をおろそかにしてきた日本人は、安い給料を求めて、海外に出稼ぎに行くことになるはずです。

しかし、今の日本人の多くは、そういった危機感がないですよね。大人にすらないのですから、高校生、大学生にはもっとなくて当然ですね…


強い高校部を目指して!!

実は、私も最近までほとんど危機感がなかったのですが、最近いろいろなメディアを見る度にその危機感が募ってきます。そこで、やまと学院.の高校部をもっと緊張感のある、そして、しっかりと自分の実力を出せるような強いものにしたいと思います。高校部は、今のところ中学部に比べるとかなり結果が出ておりません。それは私の高校へ対する甘さだったのではないかと思うのです。ですから、ここで今一度システムを少し変更し、必ず結果の出る高校部にしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。


社会人になって求められる能力とは?





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