やまと通信 5月号 やまと通信

〜 成長曲線 〜

5月号
Vol.108





4月度の中学2、3年生のテスト会、高校生の土曜特別授業をすべて終えました。まだまだ改良点はありますが、おおむねとてもよい授業だったと思います。中学生の皆さんのテスト慣れしていない点やどうして国語の点数がよくないのか、またケアレスミスがどうして多いのかということもよくわかりました。

国語やケアレスミスが多いのは、お察しの通り、「問題文を読んでいない」からでした。小学校の時のテストは簡単でしたから、傍線の前後だけを読んでも何とかなったのでしょうが、中学生以上はそうはいかないということを早く悟ってほしいですね。さらに、その延長で他の教科も、問題文をしっかりと読んでいないため、ケアレスミスが多いです。ですから、もう一度塾で復習してみるとあっけなくできる問題も多かったです。偏差値で65以上を取る生徒さんは、このケアレスミスが少ないのです。つまり、普段からしっかりと文章を読む習慣が出来ているのでしょう。このままでは、勉強の出来る生徒さんと苦手な生徒さんの差が開く一方です… 今後はさらに口が酸っぱくなるほどしっかりと文章を読むように助言していきたいと思います。

高校生の土曜特訓も非常に有効だと思いました。昨年、だいぶ高校部の成果が出てきたのですが、この土曜特訓と英語の長文対策をさらに詰めていければ、さらに高い成果が出せるものと思います。

保護者の皆様には、昨年度よりも多くの負担を強いてしまいますが、(それでも他の個別指導塾よりはかなりの低料金ですので、)どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。


和と積

あるメールマガジンを読んでいると、「成長曲線(成功曲線)」という言葉が出てきました。これは努力の量(時間)とその成果を表しているものだといわれているそうです。皆さんは下図のどれが「成長曲線(成功曲線)」だと思われますか? そうです、紫色の1.01(101%)の積(累乗)がそれなのです。1.01の累乗根がスタート時の1の2倍になるには何と71回もかけ算をしなければなりません。また、1.01を次々に足した青色のグラフを追い越すには、654回以上もかけ算を続けなければなりません。一般的なイメージでは足し算よりもかけ算の方がすぐに数字が大きくなるイメージがあるでしょうが、1に限りなく近い数字ではなかなか2倍にすらならないのです。(ちなみに、1より小さい数をかけていけば、元の数字よりもどんどんと小さくなりますが…)
成長曲線


コツコツと!!

この成長曲線(成功曲線)は、もちろん勉強にもあてはまると思います。しかし、生徒の皆さんや保護者の皆さんは、やはり右図の黄色い直線をどうしてもイメージしてしまいがちだと思います。つまり塾等で本気で勉強し始めたら、右肩上がりに一直線に成績が伸びるものだと。そして、そのギャップ(右図の黄色い直線とムラサキの曲線の差)が、生徒の皆さんなどの不安や不満の原因になります。

しかし、現実はそんなに甘いものではないようですね。図のように、最低でも700日(2年)間ぐらい毎日コツコツと努力して始めてはっきりとした成果が出てくるのでしょう。2ヶ月、3ヶ月ぐらい頑張っても、ほとんど目に見える成果は出ない場合が多いのです。とくに、前学年までの勉強があまり理解できていない生徒さんは、それまでの復習をしつつ、その学年の勉強をしなければならいので、より大変だと思います。しかし、結果を出す最大の秘訣は「コツコツと努力する」ことだと思います。しかし、それは私たちが最も苦手とすることでもあります…
ですから、叱咤激励などをしつつ、生徒の皆さんとともに「コツコツ」と頑張っていきたいと思います。




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