やまと通信 1月号 やまと通信

〜 自己研鑽 〜

1月号
Vol.116





新年明けましておめでとうございます。

2008年も皆様のご協力のおかげで無事に終えることができました。本当にありがとうございました。2008年は、「復習プリント」「1冊のテキストを完璧にする」「テスト会」「どんぐり倶楽部」「コボ作」といくつか新しい試みをしましたが、どれも手応えを感じております。しかしながら、どれもまだまだ未完成で皆様には満足していただける結果が出せていない状態です。申し訳ございません。今年はこれらをさらに極めていき、やまと学院.の生徒さん全員(100%)の成績を上げていきたいと強く思っております。

そのためにも、どうしても家庭学習が必要になります。小学生でしたら、学年×10分、中学生でしたら学年にかかわらず1日90分、高校生も最低1日90分は家庭学習をしてほしいものです。何度もこのやまと通信でも申し上げておりますが、これからは本当の国際社会になり、日本はいままでのように10カ国程度の先進国としてあぐらをかいていることはできなくなります。国内の偏差値が多少良いということではどうにもなりません。何せライバルは世界の同級生なのですから。

また、このまま高校生、大学生が勉強しなくなれば、日本は世界の工場となり、低賃金労働を強いられることとなるでしょう。いまの生活レベルを維持したいのならば、最低でも上記の家庭学習時間は確保してほしいものです。ただ、注意すべきは、勉強、とくに受験勉強が一番大事なものではないということです。人間にとって勉強やお金よりも大事なものは、「思いやり」「義」「信」そして「笑顔」だということです。その価値観の順序を間違えると昨今の悲惨な事件につながるかと…


自律

「企業の採用担当者が重視している資質の一つとしてよく挙げるのが『自己研鑽能力』。つまり、自分を高めていくために常に努力する力があるかないか、に注目している。」(PRESIDENT 2009年 1月号 P112 溝上憲文)

たしかに、上場企業に就職し、そこの社長や役員になるためには、一流大学、または1.5流大学には進学する必要があります。しかし、それらの大学に進学できるのは人口の5%〜10%ぐらいの人だけです。上場企業に入り、出世することだけが「成功」「勝ち」とするならば、残りの90%以上の人たち(生徒たち)は勉強している意味がなくなります。しかし、現実社会ではそうではありませんよね。

そういった会社で出世しても幸せとは限りませんし、別にそういった会社に入らなくても幸せな人たちはたくさんいます。ただ、これからどんどんと厳しい社会になっていくにしたがって、正社員として採用してもらうこと自体が難しくなりますし、また、リストラされずに働き続けることも難しくなっていきます。そうならないためには、やはり「自己研鑽能力」というものを鍛えておく必要があると思います。

ただ最近、東京大学、早稲田、慶応大学を卒業しても就職できない人たちが1割ぐらいいるそうです。この若者たちは、学生時代はおそらく相当努力したでしょう。しかし、想像するに、その努力は盲目的に親や教師、塾の先生に言われるがままに努力してきたのだと思います。それは「自己研鑽」とは言いません。「自己研鑽」とは、自分の頭で考え、自分で判断し、実行することだと思います。これは10年前から私がこの塾で目指している「自律」ということになるのだと思いますが、いかがでしょうか。


    2009年も、私自身、「自己研鑽」し、さらによいサービスを
    ご提供していくつもりです。どうかよろしくお願いします。




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