やまと通信 3月号 やまと通信

〜 こころ 〜

3月号
Vol.118





いよいよ2009年度が始まります。

2008年度はやまと学院.の創立10年目という節目の年で、小さなことから大きなことまでいろいろな改革に着手してきました。今年は、それらを1つ1つ丁寧に確実に実行し、熟成させていきたいと思います。

今年度は、今までにないほど、結果を出せるような気がしてなりません。今年度末に、生徒の皆さんと保護者の皆様、そして我々スタッフ一同が満足できる年にしたいと思います。どうぞ今年度もよろしくお願い致します。


航空管制官

先日、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ていました。今までは結構有名な方などが多かったのですが、今回はある航空管制官ということで、「何だかなあ…」などと失礼なことを思って見ていました。ところが、とんでもありませんでした。

航空管制官という仕事は、レーダーや無線電話など最先端の通信機器を使って、パイロットが安全に飛行できるように、地上から指示や情報を伝えるというものです。一見全く塾の先生には関係のない仕事です。しかし、番組を見ているうちにどんどん引き込まれました。この航空管制官である堀井不二夫さんの一言一行がなんだか私に、いや私にだけ語りかけているような気さえしたのです。

堀井さん自身も、この仕事を始めた当初は、航空管制官とは単に飛行機を安全に効率よく空港に着陸させるだけの仕事だと思っていたようですし、実際に何年間もそうしてきたのだそうです。しかし、あるとき研修の一環として、操縦席に乗り合わせることになります。そのときの着陸間際の操縦士の作業の繁雑さと緊張感を生で見、感じたことにより大きくこの仕事に対する考え方が変わったのだそうです。

それは「上空のパイロットの気持ちに寄り添うことを常に心がける」ということが一番重要だと思ったのだそうです。何ともすてきな言葉ですよね。もちろん、その人の気持ちに寄り添いすぎることも問題なのでしょうが、拝金主義がまかり通る今の世界で、もう少しこの言葉を世界中のみんなが持ってくれればなあ、なんて思ったりもします。


プロフェッショナル

私も丸10年この仕事をしております。私は本当に不器用な人間で、10年かけてようやく人並みのスキルが身についてきたかなと思っているのですが、堀井さんの言葉は身にしみます。

プロフェッショナルとは「決しておごらず、常に相手の状況を考えて心を通わせ、その時その時の最適の判断をする。そしてそのための努力を怠らないことです。」…その通りです。

10年も1つのことに取り組んでいれば、ある程度のスキルが身についていて当たり前ですね。これからの10年間で私が学ばなければならないことは、まさにこの「心」なのだろうと思います。もちろん技術面でも今後もどんどん積極的に学び、取り入れていこうと思っていますが、それ以上にこれからは、いかにして生徒の皆さんの気持ちに寄り添い、「努力し、結果を出すこと」の重要性を理解してもらうのか。そして、実行してもらえるのかということを突き詰めていきたいと思います。

まだまだ未熟者ではございますが、今後も全力で頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いします。




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