やまと通信 11月号 やまと通信

〜 直 感 〜

11月号
Vol.126





ようやく中間テストが終わりましたね。

今年は、何かとインフルエンザに振り回されていますが、まあ所詮、人間は自然の一部でしかありませんから、病気に対してイライラするのは止めました♪3年生の皆さんは、いろいろな行事がなくなり残念でしょうが、明るく前向きに頑張っていきましょう!!

中間テストと言えば、今回は2年生が非常によく頑張ったと思います。50点近く成績が上がった生徒さんが何人かいました。この調子で、次は400点を目指しましょう。3年生の皆さんもまあまあ頑張っていますが、もう一頑張りお願いします。志望校の合格率を80%まで上げられるように、日々1,2年生の復習をコツコツと頑張って下さい。(この通信を書いている段階では、まだ1年生の結果が帰ってきていないので、評価は次回にでも…)


直感・何となく

今月は『「脳にいいこと」だけをやりなさい! 』(マーシー・シャイモフ『Happy for no reason』 茂木健一郎訳 三笠書房) を読んでみました。茂木さんの翻訳で、「脳」という文字がタイトルにあるので、そういった関係の本かと思いきや、あまり関係なく、自己啓発本ですね。

書評ではあまりよいことが書かれていませんが、私はいろいろと感じるところもありましたし、いろいろと実践してみようと思うこともありました。そのなかの一つに「自分とよく相談する」(P182)、「『頭の中を覗いてみる』と答えが書いてある」(P192)や「直感を大切にする」(P199)、「人間の『直感』と『何となく』はけっこう正しい」(P204)という一連の話は重要かと思います。皆さんもご経験があるかと思いますし、私もいくつか経験があるのですが、迷ったり、何かの判断に迫られたとき、パッとひらめくことの方が正しく、ああでもない、こうでもないといろいろと考えて出した結論の方が良くない選択だったと言うことがあるかと思います。

つまり、私たちはほとんどの答えを「自分の中に」すでに持っているのです。

しかし、それは「超能力」や「神様」といった類のものではなく、無意識的にも、意識的にもそれらについて常日頃から考えていることだからなのでしょう。自分の身の回りに起きる出来事というものは、突拍子もないことは起きず、その人がそれまでに歩んできた道から大きく逸れてはいないことなのです。ですから、人間の優秀な頭はすでにその答えを用意してくれているのだと思います。


大きな目的

ところが、私たちは誤った行動を度々してしまいます。

「テスト前なのにゲームをしてしまう」「今日もお酒を飲み過ぎた」「また子どもをたたいてしまった」など日々、各人にこういったことがあるかと思います。しかし、私たちの脳は「そうすべきではないよ!!」と教えてくれていますよね?

それなのに私たちはその「すべきことではない」ことをしてしまいます。

なぜでしょうか?

おそらく、私たちにはものごとを判断するときに「重要度」というものをまず第一に使っていると思いますが、その他にもう一つ「お手軽さ(楽さ)」というものも使っていると想像します。たとえば、「受験生なのだから、いまは勉強することが一番重要だ」と頭が判断しても、「ゲームで遊ぶ方が楽だからな…」とこ( 、)こ( 、)ろ( 、)が揺れ動き、そしてゲームを選んでしまうのです。

ではどうしたら「正しい選択」をし、実行できるようになるのでしょうか?

マーシーさんはこう提案しています「私の人生の意味は何かを考える」、そしてそれは「サッカー選手になる」「作家になる」のように小さなものではなく、「人々を励ましてその人に最高の人生を送ってもらう」などのように「大きな目的」を持つことが重要だとのことです。そしてその目的を達成するためには「たとえ苦しいことでもつらいことでも、やり遂げてみせるという勇気と粘り強さを持つ」ことも重要だそうです。

この明日をも見えない時代。しかし、こういった時代だからこそ、「大きな目的」を生徒の皆さんには持っていただき、長いスパンで頑張り抜いてほしいですね!!


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